中国研修中の出来事です。

流れとしては宿泊ホテルから病院へバスで移動して研修なんですね。病院に着いたら気付きました。水を忘れた…

中国の水道水は飲めません。飲料水はペットボトル等で売ってますが、買いに行く機会がなかったので、そのまま。昼食や夕食はちゃんとあるので、それほど心配ないと思ってました。

ところがその日の夜、何やら左胸に胸痛が…中国の滞在が最後の日、病院研修も終わり食事の後、昆明で有名なショーを見に行っていたときでした。

夕食で水分もしっかり摂ったので、問題ないと思っていたのですが…次第に痛みが増して来る…

カバンの中に中国の薬局で購入した「生脈飲」のアンプル(ドリンク)があったのを思い出し、服用しました。すると、あれほど痛かった胸痛がショーが終わるころには消えていました。

雲南省昆明は低湿度で空気の薄い標高1800メートル。予想以上に心肺がダメージを受けていたんですね。乾燥に最も弱い臓器は「肺」です。

「生脈飲」の効能は「益気生津・斂汗止汗」

適応証は「気陰両虚」です。

気(生命エネルギー)や必要な水分を補いながら、潤いを保持する力を高めてくれます。同時に、必要な水分を汗で消費しすぎないように調整してくれる働きも。

「生脈飲」は日本では「麦味参顆粒」という名前で流通しています。これからの暑い夏は早めに服用することで熱中症や夏バテ対策にオススメです。

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