近年、急激に価格が高騰している「牛黄」が含まれる「日水清心丸」が2020年4月より、

1丸 3300円→3800円(税抜き)

に価格が改定されることになりました。

現在、値上げに伴う在庫の安定供給をはかるため、メーカーで出荷規制がかけられており、十分な在庫の確保が出来ない状況となっております。

事実上の製造中止

メーカーからの案内によりますと、出荷制限をかけるのは3月までの注文との案内でしたが、おそらく4月以降も制限が続き、国内在庫が無くなれば出荷停止になると思われます。
理由は「日水清心丸」の中に含まれる動物生薬「羚羊角(レイヨウカク)」。これはサイガレイヨウという動物のツノですが、ワシントン条約の改定で「商業目的のための国際取引禁止」とされたためです。日水清心丸は中国の北京同人堂で製造しているため、従来の処方構成ですと日本への輸出が出来ません。
メーカーに確認したところ、2020年の秋をめどに羚羊角(レイヨウカク)を除いた代替品を発売予定とのことですが、詳細はまだ分かっておりません。

製造しないのに値上げ?

今回の日水清心丸の値上げについて浮に落ちない部分も多いと思います。通常ですと、値上げして再度生産というのは分かりますが…
現在のメーカー在庫が尽きれば終売となるのに、なぜこのタイミングで値上げに踏み切るのか。
当店でもご愛用者様にどのようにご説明しようか困惑しておりますが、何卒ご理解いただけますようお願い申しあげます。

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