なんだか昨日から、右側の喉や耳、頭が痛みます。風邪のようなんですが、なんとなく風邪とは違うんです。電気が走るように「ズキン、ズキン、ピリピリ」と…
気になったのは、「帯状疱疹(つづらご)」です。まさかこの歳で?と思いましたが…
「帯状疱疹」はヘルペスウイルスの1つ、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こる病気。虫さされのような赤い発疹や水ぶくれが多数できます。幼い頃にかかる、「水ぼうそう」のウイルスと同じです。水ぼうそうが治っても、このウイルスは体の中に残り、免疫力が低下した時ウイルスが活性化して症状を引き起こします。
特に多いのがお腹、胸、背中、そして顔などの神経節に沿って症状が現れ、神経細胞を破壊するので痛みを伴い、やっかいなのが後遺症、「帯状疱疹後神経痛」として長期にわたって痛みが消えないことがあります。
発疹が現れたら、3日以内の治療(抗ウイルス剤)で症状を軽減、後遺症リスクを減らすことができます。
顔面が帯状疱疹にかかると、顔面に赤い発疹がみられるだけでなく、重篤化した場合、顔の三叉神経にも影響して、顔面の神経がマヒすることもあります。
中医学では「帯状疱疹は」次のようにとらえます。
- 免疫力の低下 → 「正気」の衰退
- ヘルペスウイルス → 「邪気」
- 帯状疱疹 → 肝経の経絡に沿って、症状が出やすい
- 皮膚症状は主に湿熱が原因
おそらく、思い過ごしだとは思いますが、とりあえず風邪として「板藍○」+「涼○楽」+「葛○湯」。念のため、「帯状疱疹(つづらご)」対策で免疫賦活で「LE○」と肝経湿熱対策で「瀉火利○顆粒」を飲みました。お酒は湿熱がたまるので今晩は控えます…
油っぽいもの、濃い味付けのものも避けた方が良さそうですね。
宮城はここ数日、肌寒い日が続いています。体調管理はしっかりなさってください。