皆さんは「婦宝当帰膠」をご存知ですか?
「漢方薬=苦い」というイメージを持たれがちですが、「この婦宝当帰膠は甘くて飲みやすい!」とモデルや芸能人の方にも愛飲され、雑誌でもよくとりあげられている人気の漢方製剤です。
そして人気の理由は、飲みやすいだけではないのです。女性にとって良い成分がたくさん入っています。今回は「婦宝当帰膠」についてご紹介致します。
婦宝当帰膠二本入り

【婦宝当帰膠に入っている生薬】

主成分のトウキ(中国では「女性の宝」と言われます)をはじめ、センキュウ、オウギ、アキョウ、トウジン、ブクリョウ、カンゾウ、シャクヤク、ジオウなどを加えた処方で、 これら9種類の生薬を原料とする漢方製剤(シロップ剤)です。

更年期障害による下記疾患
頭痛・肩こり・貧血・腰痛・腹痛・めまい・のぼせ・耳鳴り・生理不順・生理痛・冷え症

などを改善します。

【当帰(トウキ)とは】

女性の健康と美容に欠かせない生薬と言われています。婦宝当帰膠には7割トウキが含まれています。
トウキはセリ科の植物の根で強い芳香があり味は甘辛く、精油成分、ビタミンB12・葉酸などを含んでいます。
「血の巡りをよくし体を温める」「温」の性質を持っています。

【女性の諸症状はなぜ起きるの?】

漢方・中医学では、女性の一生は「血(けつ)」とは切っても切れない密接な関係があると考えます。女性は毎月の月経で一定量の血がなくなり、しかも妊娠、出産、授乳時には充分な血が必要です。
女性の諸症状は、こうした血の不足や血行不良などが主な原因となることが多いのです。
日本の女性に多い生理痛や冷え症、貧血などの不快な症状も血液が関係している『血虚(けっきょ)』が原因の一つです。

【血の量が減ると起きやすい症状】

血の量が不足すると「血虚(けっきょ)」となり、立ちくらみ、血色が悪くなり、爪の色も薄く、爪が割れやすくなります。また血液の流れも滞って新陳代謝が低下します。そのため肌が乾燥してシワや肌あれ、髪の乾燥・艶の低下の原因にもなります。生理不順や不妊症などの婦人病も起こしやすくなります。
女性は、「血」が不足しやすく、「血虚」の状態の方が非常に多いです。日頃から血を養うように気をつけることが大切です
 

【血液を補う代表的な補血薬、婦宝当帰膠】

中医学では血液を補う補血作用と、血行を改善する活血作用を併せ持つ植物生薬として知られているのが『当帰』(とうき)です。この当帰を主成分にしたのが『婦宝当帰膠』です。
婦宝当帰膠には「4つ」の特徴があります。

【1】成分の7割を占める当帰が『血を補い巡らせ「補血」「調血」子宮の発育を促進する』
子宮収縮の抑制と促進という調節する働きを持っていてその時の体調によって子宮をゆるめ、血流を増加させて栄養改善や子宮を収縮しリズムを回復する。

【2】黄耆(オウギ)を加えている。
オウギは『パワーとエネルギーを補充し、筋肉運動を支配』生き生きとした表情を作るのにオウギは役立ちます。

【3】阿膠(アキョウ)を加えている。
「養血」「止血」の働きを持った阿膠を加えることにより『補血の効能を増強しながら出血を止める』子宮筋腫による多月経、腸からの出血(便血)、痔出血などを繰り返す「血虚傾向の方の改善薬として使用」

【4】党参(トウジン)茯苓(ブクリョウ)甘草(カンゾウ)を配合している。
胃を丈夫にさせ、腸を整え、消化吸収を助ける。そのため食欲も出て貧血改善につながります。胃腸の吸収もよくします。「気」を補うことにより補血作用をさらに強めてくれます。

女性は、女性特有の体質、機能から『貧血、冷え症、生理痛、生理不順、肩こり、のぼせ、めまい、更年期障害、腰痛、腹痛、耳鳴り』などの諸症状がおこりがちです。
婦宝当帰膠は美容はもちろん、女性の諸症状を改善する生薬として用いられます。
女性のみならず「血虚」の状態があれば、男性にも適用できます。
そして、婦宝当帰膠には防腐剤(安息香酸Na、パラベン等)を配合してないので安心ですね。

【血を補う代表的な食べ物は?】

レバー、豚肉、人参、トマト、ほうれん草、黒豆、プルーン、なつめなどがあげられます。
これらの食材をあまり食べていない方は、ぜひ日頃のメニューに取り入れて食べてくださいね。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?婦宝当帰膠の人気の秘密、素晴らしさがわかってもらえたのではないでしょうか?
婦宝当帰膠を飲んで、肌や髪の調子が良いというお声が多いのも、婦宝当帰膠の補血作用のためです。健康の源である血液を補い、新陳代謝を活発にして、体の内側からキレイになる漢方美人を目指しましょう!

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