卵子の老化対策

原始卵胞(卵子になる細胞)の数は胎児期がピーク、その後カラダとともに老化し、数もどんどん減っていきます。

  • 胎児期(6ヶ月) 700万個
  • 出生児     200万個
  • 思春期     20〜30万個

という具合に減少し、その後も月経1周期ごとに約1000個ずつ減り続けていきます。つまり、卵子は新しくつくられる細胞ではないため、卵子の年齢はご自身の年齢と同じになります。

原始卵胞が歳をとると

卵子として排卵されても機能の低下、染色体異常の卵子の増加から、うまく育たない、着床しない、着床しても流産しやすいという状態を招きます。 卵巣に存在する原始卵胞(卵子の元の細胞)は数を増やすことはできません。またすでに染色体異常のある卵子を異常のない卵子に改善することもできません。

卵子の老化の対策のポイントは

  • 今ある正常な卵子を染色体異常から守る
  • 質の良い卵子に成熟させる

ということが重要になってきます。

染色体異常は誰でも起こることですが、普段の生活習慣が重要になってきます。生活習慣が乱れると体内で過剰な活性酸素(フリーラジカル)が発生し、正常な細胞や遺伝子を傷つけられます。